極悪非道なシティインデックスイレブンが狙う次の標的は？注目の動向を探る

こんにちは！今日は、シティインデックスイレブンスという投資ファンドが最近購入した注目の銘柄を4つ紹介していきます。投資に興味がある方も、株式市場の動向が気になる方も、このブログを読めば今話題の銘柄について理解が深まるはず！では、早速見ていきましょう。

村上ファンドの流れを汲む「シティインデックスイレブンス」って何？
1. ニトリ（銘柄コード：6145）
2. 新光商事（銘柄コード：8141）
3. パイオラックス（銘柄コード：598）
4. 平和不動産（銘柄コード：8803）
まとめ

村上ファンドの流れを汲む「シティインデックスイレブンス」って何？

まずは、シティインデックスイレブンスについて簡単に説明します。このファンドは、かつて一世を風靡した「村上ファンド」の流れを汲んでいることで知られています。村上ファンドとは、2005年から2006年頃に特に有名になった投資グループで、村上義明さんが率いていました。株を大量に保有し、企業に対して積極的に提案を行いながら、その企業の価値を向上させようとしたことで知られています。

この村上ファンドの精神を引き継ぎ、シティインデックスイレブンスも、投資先の企業との対話を通じて、企業価値と株主価値の向上を目指しています。そんなシティインデックスイレブンスが直近で買い増しを行った4つの注目銘柄を、次のセクションで紹介します！

1. ニトリ（銘柄コード：6145）

まず紹介するのは、ニトリです。株価は611円で、時価総額は292億円。配当利回りは2.61%、ROEは7%、PERは15倍、PBRは0.74倍という指標になっています。ニトリは、コイル巻線機メーカーとして世界トップのシェアを誇っており、自動車分野ではEVモーターやカメラセンサー向け製品を提供しています。また、スマートフォンなどの電子機器にも同社の技術が幅広く活用されています。

シティインデックスイレブンスは、2023年9月17日に、ニトリの株式を5.15%から6.42%にまで買い増しを行い、同社の第3位の株主となっています。ニトリの業績は今のところ順調ですが、ROEが7%から少しずつ下がってきているのが懸念材料。それでも、研究開発費や設備投資をしっかりと確保して、将来に向けて着実に準備を進めています。長期的には、同社の株価や業績が再び好転する可能性が期待されています。

2. 新光商事（銘柄コード：8141）

次に紹介するのは、新光商事です。株価は973円、時価総額は37億円、配当利回りは1.5%、ROEは5%、PERは32倍、PBRは0.7倍です。新光商事は、エレクトロニクスの専門商社で、電子部品や半導体、娯楽機器、産業機器などを輸出入しています。特に2024年まではルネサスエレクトロニクスと特約店契約を結んでおり、重要なビジネスパートナーです。

しかし、その契約が終了するという発表があり、今後の業績には不安が残ります。シティインデックスイレブンスは、2023年9月13日に新光商事の株式を5.04%取得し、第5位の大株主になりました。ルネサスとの契約終了後、新光商事がどのような事業展開を見せるのか注目です。

3. パイオラックス（銘柄コード：598）

3銘柄目は、パイオラックスです。株価は2329円、時価総額は80063億円、配当利回りは3.95%、ROEは3%、PERは25倍、PBRは0.74倍となっています。同社は自動車用部品の大手メーカーで、金属製のバネや樹脂製品を中心に製造・販売しています。パイオラックスは、特に国内ではトップクラスのネジ部品のサプライヤーとしても知られています。

シティインデックスイレブンスは、2023年8月20日にパイオラックスの株式を5.0%から6.21%にまで買い増しを行い、第5位の株主になりました。同社の業績は底を打ちつつありますが、ROEが少し低下している点が気になるところです。それでも、設備投資や研究開発費の確保を続けており、将来に向けた成長の可能性を感じさせます。

4. 平和不動産（銘柄コード：8803）

最後に紹介するのは、平和不動産です。株価は450円、時価総額は1556億円、配当利回りは3.15%、ROEは6%、PERは16倍、PBRは1倍と、不動産業の中では堅実な数値を示しています。

平和不動産は、東京証券取引所や大阪取引所などのビルオーナーとしても知られており、ビル賃貸や商業施設の運営を行っています。シティインデックスイレブンスは2023年8月19日に同社の株式を5.05%から5.2%に買い増しし、第3位の株主となっています。最近では、設備投資も行い、将来的な成長に向けた準備を整えているところです。